ヒアリ咬傷によるアナフィラキシー

外国産のアリであるヒアリが各地の港湾で見つかったとのニュースが相次いでいますが、例によってメディアが危険だ危険だと煽っている印象を受けますので、本当のところはどうなのかと思っていましたら良い解説がありました。

「ヒアリ」上陸~正しく怖がるために知っておくべきこと(最終更新17年7月4日)

https://news.yahoo.co.jp/byline/enokieisuke/20170623-00072455/

比較的長い記事ですので読むのに疲れてしまうかもしれませんが、要点としては「ヒアリに噛まれた時はハチに刺されたときと同じ対応であり、ヒアリ特有の対策が必要というわけではない。」「軽症で済むことがほとんどだが、稀に命の危険にさらされる可能性がある。」というところでしょうか。

私は別にヒアリに詳しいわけでもなんでもありませんので、こちらも他からの引用となりますが、

>アルカロイド毒であるゾレノプシンの他、ハチ毒にも含まれるホスホリパーゼやヒアルロニダーゼなどが含有される。そのため、過去にヒアリに刺された経験がなくても、ヒアリ毒はハチ毒と交叉反応性があるため、ハチ刺傷を受けたことがある人や、ハチ毒アレルギーを持つ人がヒアリに刺されるとアナフィラキシーを生じる可能性がある。

とのことです。

まあ港湾に近づかなければ遭遇することはありませんが、対処法が示されていましたので書いておきます。

・ハチ刺傷と同じく刺された直後20~30分程度は安静にし、体調の変化がないかを確認する。軽症であれば、抗ヒスタミン軟膏(時にステロイド含有軟膏も)を塗り、水で患部を冷やし、全身症状が見られれば医療機関を受診する。

こちらは医療機関側への指針ですが ・医療機関に搬送されるほど重篤な場合はアナフィラキシーを念頭にまず、呼吸循環管理を行う。局所症状のみであれば、アイスパックなどでの冷却やステロイド剤を用いて疼痛管理や腫脹対策を行う。中毒症状が強い場合やアナフィラキシーを生じている例では、気道の確保と酸素吸入、輸液を行いアドレナリンを筋肉注射する。さらに、必要に応じて抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、気管支拡張剤を投与する。

以前セアカゴケグモが騒動になったことがありますが、最近は「セアカゴケグモがいたのでどうしたらいいですか?」と自治体に連絡したら「踏み潰してください」と言われたケースもあったとか。有害な外来害虫ですが、タイトル通り正しく怖れたいですね。

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